DevLOVE現場甲子園2015 東日本大会に行ってきました。#devlove

DevLOVE現場甲子園2015 東日本大会に行ってきました。

聞いてきた内容と感想をば振り返ろうと思います。

開会宣言

  • …前日忘年会でALLしてしまったため欠席。
  • 頂いたお花を飾って速攻六本木へ出発。

一回戦 『受託開発の会社が自社サービスを開発・運営する中で見つけた自分たちにあったスタンス』

  • 受託開発と自社サービスの両立には受託の安定化が必須
  • boardサービス作成した理由 → 自分向け。自分たちに必要なものを作成した

 

二回戦 『イケメンの成長記録』

  • イケメンシリーズのコンテンツの成長と技術組織の拡大と成長のお話

ikemen.cybird.ne.jp

黎明期

  • 秘伝ライブラリを使わざるを得ない環境
  • サーバのスケールアウトが間に合わない問題発生
  • 一定容量を超えるデータのアップロード or ダウンロードが不可

拡大期

  • 国内クラウドの限界を感じた → AWS移行。ベンダーロックが懸念だったけどそんなことなかった
  • ホスティング費用が高い→国内サービスはオンプレミス化

挑戦期

三回戦 『君が居て僕が居る マネジメントと開発メンバのDiffトーク(そして現場からは、誰も居なくなりそう)』

未来のビジョンを考えた行動を取る

  • ギルド制(仲間を見つけてチャレンジ)

  • またぎの会(チームを超えた課題を共有)

  • クラス会(全員集まって共有・WS)

四回戦『プロジェクト管理しないという提案』

管理をしないとどうなるか

  • 管理コストが減る
  • 打ち合わせコストが増える
  • 裁量の範囲が広くなる
  • 思考の幅が広くなる

前提条件

  • 絶対的なメンバの信頼
  • 価値あるものづくりの意識
  • ラクラシー型組織構造

五回戦『ゲーム開発2つの現場』

スクウェア・エニックス 岩本さんの場合

  • いいからさっさとやれ
  • やっていいですかね?じゃねえよ、できましたって言え
  • コードレビューがない

Aiming 相良さんの場合

  • 他社のゲーム研究
  • 社内勉強会を定期的に開催している

 

まとめ

  • 自分の体調には気をつけよう(常識)
  • ミッドタウン・タワー綺麗だなー(小学生の感想)
  • 今回のテーマが『現場のDiffを取る!』だったので、自分の知らない世界の話を多く聞きに行った。特にゲーム関係
  • とはいえゲーム業界でも同じような苦しみがあり、それを乗り越えた経験が聞けて満足
  • 自分が前日の忘年会でお話した内容『許可を求めるな、謝罪せよ』に近いお話があったのでタイムリー感半端なかった
  • グラフィックレコーダーさん凄い…

 

  • 自分が働きたいと思っている組織構造の名前が『ホラクラシー型』って初めてしった

従来のHierarchy(ヒエラルキー)と相対する言葉として使われます。ヒエラルキーが中央集権型・階層型のピラミッドだとすると、ホラクラシーは分散型・非階層型のクラスターです。

組織を細かく分け、それぞれ最適なところで意思決定と実行を行ってゆく、自走的組織、と解釈して良いと思います。そこには従来的な上司部下のような従属関係は存在せず、対等な立場の上に役割分担が存在する。

ホラクラシー型組織で8年経営してみた。 - Kozo Takei's Blog(武井浩三のブログ) | 日本で最初のホラクラシー企業 ダイヤモンドメディア株式会社