退職しました

私事ではありますが、2015年12月31日を持って、株式会社インテックを退職しました。

振り返り

2012年4月に新卒で入社したので、3年と8ヶ月間お世話になりました。
所謂金融系のお仕事を担当するところで働いておりました。
入社してからは、「COBOLJavaのどちらかを選べ!」と言われたので、その時はなんとなく、Javaの方が格好いいだろと思って、Javaを選択しました。
逆を選択した未来はどうなっていたのか。。。ちょっと怖い。

そんなこんなでJavaを勉強しながら、ただ与えられた仕事をひたすらやっていました。
そんな私が外の世界を知るきっかけとなったのが、TDD(テスト駆動開発 - Wikipedia)
でした。
今となっては記憶が定かではないのですが、昼休みのネットサーフィン中にこのワードを見つけたような気がします。

ぼく「Yさん、TDD面白そうっすよ」
Yさん「ほうほう」
ぼく「せんぱいさん、TDD面白そうっすよ」
せんぱい「そう?じゃあダンナ紹介するからみんなで勉強会する?」
ぼく・Yさん「「えっ?」」
せんぱい「えっ?私じゃ教えられないし」

なんで旦那が出てくんねんと心の中でツッコミつつ、人見知りチキンの私は何故か先輩社員の旦那さんとTDDについて勉強会を行うこととなりました。

TDD勉強会で先輩社員の旦那さんからカルチャーショックを与えられ、自分が井の中の蛙状態であったことを教えて頂きました。
それからはデブサミなど、社外の勉強会に参加してみたり、本を読み社内勉強会で積極的に発信していくなど、出来る限り、社内では得られない知識を得るように努力してきました。
外の世界を知れば知るほど、自社の仕事のやり方を知れば知るほど、私の進みたい将来とは離れているものだと感じ始めました。

  • 今の仕事では相手を本当の意味で幸せにすることができない。
  • 仕事の上で自分自身が手を動かしてコードを書くことが今後の人生でない。

この2つができないことが一番苦しいことでした。

もちろん同じ会社内で他の部所を探せば楽しく働きがいのある職場もあったかもしれません。
しかし大企業のメリット・デメリットというものがあり、私はそのデメリットも感じ始めていました。
私の考えが浅い所もあったのですが、自分のやっている仕事が、会社のTOPが掲げている目標とどう絡んでいるのか分からなかった。
といった色んな思いから転職にふみきりました。

情熱プログラマーのイントロダクションにも書いてありましたが、
人生=仕事なんだから。一度きりなんだから。自分自身の人生を我慢するのは損だ。

さいごに

3年と8ヶ月という短い間でしたが、色々な先輩・後輩と仲良くさせていただきました。
本当に楽しい人達ばかりで名残惜しい所もあります。
物事の考え方など、自分が苦手なところも数多く教えていただきました。本当に感謝しております。
こんど会うときは転職して良かったねと言われるように頑張りたいと思います。